ダイレクト・ダイオード・レーザ溶接機 「ML-5120A」

 

(株)アマダウエルドテック (旧社名:(株)アマダミヤチ)

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ダイレクト・ダイオード・レーザ溶接機 「ML-5120A」
ML-5120A
  樹脂溶着、はんだ付けに最適な環境に配慮したエコ設計!

ダイレクトダイオードレーザ(DDL)とは?
発振効率の良いレーザダイオード(LD)の光をYAGやYVO4といった結晶体を通さずに、直接熱加工に使用することができるため、大変効率の良い省エネ設計です。
樹脂溶着は母材同士を接合するため、有機物が含まれずリサイクルが容易となり、また、接着剤などの硬化時間が不要で、加工時間を大幅に短縮できます。
環境に配慮したモノづくりを実現します。



レーザ樹脂溶着やはんだ付けに最適!


レーザ溶接システム例


ID G009-27
製品名 ダイレクト・ダイオード・レーザ溶接機 「ML-5120A」
メーカー (株)アマダウエルドテック (旧社名:(株)アマダミヤチ)
特長
レーザはんだ付けに威力を発揮
  φ0.2mmの小径スポット径により、はんだ付けが困難な高密度狭ピッチ領域や狭小部への微細はんだ接合が可能。環境に配慮した鉛フリーはんだにも対応します。
   
省エネルギーを達成
  ダイレクトダイオードレーザ(DDL)は、発振効率の良いLD(レーザダイオード)の光を直接熱加工に応用できるため、消費電力が小さく、効率の良い省エネルギー装置です。
   
アクティブヒートコントロール®に対応
  "加工端の発熱量"を基準に、レーザ出力を自動で制御する新機能です。
専用光学系を使って発熱量をレーザ溶接機本体へフィードバックし、予め設定した発熱量となるようレーザ出力を制御します。レーザ溶接機本体とは別に専用出射ユニットが必要です。
融点が金属に比べて低いはんだ付けの場合も、この新機能が有効となります。
はんだ表面の温度をレーザと同軸で検出し、適正出力で制御できるため、熱量の過不足を防ぎ安定したはんだ付けを実現します。

機能有り
 
機あり   機能あり
機能なし   機能なし
   
樹脂溶着に最適
  母材同士を接合するため、リサイクルが容易な環境に配慮した樹脂接合が可能。また接着剤などの硬化時間が不要で、加工時間を大幅に短縮できます。
   
分岐光学系に対応
  光ファイバー光学系は同時2分岐が可能。
2点同時溶接による生産性の向上を実現。
   
パワーモニターを標準装備

※ アクティブヒートコントロールは単一のみとなります。


アプリケーション

透過樹脂と非透過樹脂の溶着例 レーザはんだ付け
透過樹脂と非透過樹脂の溶着例 基板のはんだ付け



製品仕様
機種名 ML-5120A
最大定格出力(発振器出力) 120W
発振波長 915±15nm
供給電源 クーラーなし 単相AC200〜240V (+6% /-10%) 50/60Hz
クーラー付き(オプション) 単相AC180V〜220V
クーラー付きをご使用で入力電源が220Vを超える場合、絶縁トランスを使用して、仕様範囲の電圧で使用してください。
冷却方式 完全空冷方式
本製品は外国為替および外国貿易法の規制によりリスト規制品に該当します。本製品を国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許可等、必要な手続きをお取りください。詳細は営業にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

 

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