TONiCTM 光学式インクリメンタルエンコーダ(リニアスケール・ロータリースケール)

レニショー(株)

東京都新宿区四谷四丁目29-8  TEL 03-5366-5317 FAX 03-5366-5329


TONiC 光学式インクリメンタルエンコーダ(リニアスケール・ロータリースケール)  

IN-TRACTM 自動位相オプティカルリファレンスマーク

熱安定性に優れた両方向再現性リファレンスマーク

高速性と高い分解能

最大速度 10m/s  最高分解能 5nm

小型で信頼性のあるリードヘッド

オートゲインコントロール(AGC)は安定した高品質の出力を作り出します



ID I006-08
製品名 TONiCTM 光学式インクリメンタルエンコーダ(リニアスケール・ロータリースケール)
会社名

レニショー(株)



レニショーの超小型リードヘッドをロータリーモーション軸やリニアモーション軸にお勧めする5つの理由を示します。

  理由 1: 小型で高い信頼性を発揮
小型で高い信頼性を発揮


TONiC は埃、傷、色の淡い油に対する高い耐性を持つ最新世代のオプティカルフィルター機構を備えているだけでなく、自動ゲインコントロールを更に強化して最適な信号安定性を実現しています。これに加えて取り付け公差が大きいため、汚れの多い不適切な状況でも、エンコーダが確実な性能を発揮します。

TONiC の設計には、汚れに対する高い耐性の他に、信頼性を改善するための多くの側面が組み込まれています。例えば、他社の多くのエンコーダと異なり、TONiC にはダブルシールド(フォイルではなく、編組)のケーブルを標準装備しているため、動的な運転条件で高い可撓性が要求される過酷なEMI環境でも使用することができます。別の例として挙げられるのが、IR光源です。TONiC は、故障の可能性を完全に排除するために、MTTF(平均故障寿命)が2億3100万時間の特殊なダイを使用したカスタムLEDを搭載しています。

このような高い信頼性を持つエンコーダを使用すると、性能に妥協する必要がなくなります。TONiC の寸法は35×13.5×10mmと市販されているエンコーダの中でも最小クラスで、この小型エンコーダの中に高い品質と信頼性が内蔵されています。  

  理由 2: より高い精度
より高い精度

リニアエンコーダの精度が必要でも、壊れやすいガラススケールの使用を避けたいとお考えの場合は、TONiC リードヘッドとステンレススチール RSLM をお使いください。RSLM はテープスケール(保管と搬送時にはコイル状に巻くことができます)の利便性、頑丈さ、使いやすさに、市販されているガラススケールよりも優れた精度を組み合わせています。5mまでの長さで利用できるようになった RSLM は、通常は校正用レーザーでのみ可能なレベルの精度を備えているため、高性能の長軸に標準的に使用されるようになっています。

高精度とスケールの簡単な取り外しが求められるアプリケーションには、TONiC にレニショーの革新的なトラック固定式リニアエンコーダスケールシステム、FASTRACKTM をお使いください。これは±5μm/mの精度に加え、ステンレススチールの頑丈さはもちろんの事、持ち運びができ簡単で素早い取り付けが可能です。さらに、FASTRACK を使用すると、正確に目盛りが刻み込まれた RTLC インクリメンタルスケールでヒステリシスを抑えながら CTE を維持することができるため、機材の材質や大幅な温度変化に関係なく、優れた計測性能を発揮します。
より高い精度

TONiC シリーズにも高性能の角度位置決め用エンコーダをご用意しています。この中でも最高峰となるのが REXM エンコーダで、TONiC デュアルリードヘッドとの併用時には±1角度秒以内の取り付け精度を保証します。また、1つの高精度エンコーダのように2つのインクリメンタル信号を組み合わせてコントローラに送る、新しい TONiC DSi (デュアルシグナルインターフェース)により、デュアルリードヘッドを簡単に業界標準のコントローラに接続できるようになりました。さらに DSi は、レニショー特許の propoZ TM 技術を追加することで、ベアリングのゆらぎやパワーサイクルの影響を一切受けることなく、繰返し精度の高いリファレンス位置を出力します。
より高い精度

  理由 3: 優れたモーションコントロール

すべての TONiC リードヘッドは、自動オフセットコントロールと自動ゲインコントロールなどのダイナミック信号処理を使用して、±30nmという非常に低いサブディビジョナルエラー(SDE)を達成しています。TONiC には1nmまでの分解能も用意されており、超低ノイズのオプトエレクトロニクス設計と新しい Ti20KD インターフェースによりジッタを0.51nmRMSに抑えます。TONiC を使用することで、優れたモーションコントロールパフォーマンスが得られます。

  • スムーズな速度制御と優れた位置決めの安定性が保証されます。
  • ダイレクトドライブモーター(リニアモーターまたはロータリートルクモーター)内の振動、電流リップル、熱の発生を低減。
  • 生産効率を向上、動的能力を最適化し、コンポーネントの磨耗を低減。
  • スキャニングマシンと検査機の画像品質を向上し、ブレを低減(データ取得の整合性を向上)
  • CNC工作機械の輪郭作成を向上
  • 超高精度軸の繰返し精度を向上

優れたモーションコントロール

  理由 4: 高速性
より高い速度をお求めの場合は、 最高速度10m/sの TONiC をお使いください。何よりも重要なことに、レニショーの高度内挿分割エレクトロニクスは、業界標準のコントローラに対応したクロック出力を提供することで、すべてのユーザに最適なスピードを提供します。さらに高い分解能のエンコーダでも高速操作が可能なため、競争力を強化することができます。

分解能(nm) 5000 1000 500 200 100 50 20 10 5 2 1
速度(m/s) 10 10 10 6.48 3.24 1.625 0.648 0.324 0.162 0.0648 0.0324

注: この表は、50MHzの推奨カウンタークロック周波数を使用した TONiC Ti インターフェースのデータです。
 

  理由 5: 短時間で簡単に取付け

TONiC リードヘッドの取り付けは非常に簡単です。リードヘッドには、最適な信号レベルが確立されたときに点灯するセットアップLEDが搭載されているため、別の診断ツールが必要なく、人為的なミスを低減することができます。さらに大きなセットアップ公差により、簡単に調整を行うことができます。緑のセットアップLEDが点灯した段階で TONiC インターフェースのCALボタンを押すだけで、エンコーダのインテリジェントテクノロジーが作動を開始します。ここで2段階の手順を行い、インクリメンタル信号を理想的な1Vppレベルに自動設定し、IN-TRAC TM のオプティカルリファレンスマークを、分解能単位による両方向の繰返し精度を備えた原点位置に位相設定します。最後にCALボタンを押し続けて、操作中に最適な信号状況を維持するためのダイナミック信号処理(自動ゲインコントロールと自動オフセットコントロール)を有効にします。


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