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FASTRACKTM トラック固定式リニアエンコーダスケールシステム

レニショー(株)

東京都新宿区四谷四丁目29-8  TEL 03-5366-5317 FAX 03-5366-5329


FASTRACK トラック固定式リニアエンコーダスケールシステム   FASTRACKTM と RTLC-S 高精度インクリメンタル
リニアエンコーダスケールシステム


FASTRACK はレニショーの革新的なトラック固定式リニアエンコーダスケールシステムで、±5μm/mの精度とステンレススチールの頑丈さに加え、トラック式エンコーダに素早く簡単に取り付けが可能です。

さらに、FASTRACK は、作業スペースが制限されている場合でもスケールを簡単に取り外したり、交換することができるため、最終的な据付場所まで輸送するために分解が必要な大型の機械や、スケールが損傷する危険性のあるアプリケーションに理想的です。



ID I006-13
製品名 FASTRACKTM トラック固定式リニアエンコーダスケールシステム
会社名

レニショー(株)

概要

FASTRACK トラック固定式リニアエンコーダスケールシステム

高精度と同時に、簡単に取り外せるスケールを必要とするアプリケーション向けに設計された FASTRACK スケールシステムは、2本の小さいながらも頑丈なガイドレールから構成されています。このガイドレールは、レニショーの新しい低断面(8×0.2mmの断面)のテープスケールをしっかりと固定して、スケールがその熱膨張率に従い自由に伸び縮みできるようにし、ヒステリシスをほぼゼロに抑えています(例えば、センタークランプで固定された2mの軸で、動作温度の全域でのヒステリシスがサブミクロン単位です)。スケールが損傷した場合には、作業スペースが制限されていても、ガイドレールからスケールを外して短時間で交換することができ、メンテナンスのための機械停止時間を短縮します。

モジュラーソリューションの一部を構成する FASTRACK は、レニショーの RTLC インクリメンタルスケールと超コンパクトな TONiCTM リードヘッドを組み合わせたシステム、あるいは新しい RESOLUTETM リニアアブソリュートエンコーダと RTLA アブソリュートスケールを組み合わせたシステムに使用することができます。いずれの場合も、エンコーダには、1nmの分解能、低いサブディビジョナルエラー(SDE)、極めて低いジッタを実現する高度なオプトエレクトロニクスが搭載されているため、スムーズな速度制御と確実な位置決め安定性が得られます。



簡単に取り付け可能なリニアエンコーダ
簡単に取り付け可能なリニアエンコーダ

FASTRACK  リニアエンコーダシステムは、非常に簡単に取り付けることができます。両面テープのガイドレールには、位置決めが行われたスペーサが内蔵されており、軸に取り付けた後にこれを工具で取り外します。その後、一方の端からスケールを通して、軸上の1基準点にシアノアクリレート接着剤で固定して、機材にスケールを取り付けます。TONiC RTLC インクリメンタルスケールを取り付ける場合は、リミットスイッチとリファレンスマークセレクター(RTLC スケールには複数の IN-TRAC TM リファレンスマークが一定間隔で配されています)も FASTRACK に取り付けることができ、接着剤の代わりにボルト式クランプをご利用いただけます。

リール巻きで供給され、取り付け時に必要な長さにカットして柔軟に使用できる FASTRACK  により、装置メーカー様は在庫とリードタイムを削減できます。作業も容易で、ベンチに固定したカッター(レニショーで取り扱い)を使用して、短時間で簡単に測定してカットすることができます。このような柔軟性により、分割して据付場所まで運搬が必要な大型機械にも最適なリニアエンコーダスケールシステムになります。大型機械には、単に何本かの FASTRACK  を、機械の接合部をまたいで配置します(接合部の間隔は25mmまで)。スケールは、必要に応じて何度でも取り外して、再度取り付けできます。


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FASTRACK リニアエンコーダアプリケーション

FASTRACK リニアエンコーダスケールシステムは、FPD製造装置、アルミニウム母材のリニアモーター、PV製造装置、損傷の危険性のある露出した軸、大型三次元測定機、その他の輸送時に取り外し、その後据付が必要になる機械、または単に機械の構造から熱によるスケールの伸縮を独立させる必要があるアプリケーションなど、多くのアプリケーションに最適です。



RTLA 光学式アブソリュートリニアエンコーダスケール

FASTRACK に RTLA アブソリュートリニアスケールを使用することで、高精度、テープスケールの利便性と比類ない耐久性が得られます。さらに、RESOLUTE リードヘッドを組み合わせることで、究極のテープスケールエンコーダシステムが実現します。

RESOLUTE は独自のシングルトラックの RTLA 光学式スケールを読み取るもので、バックアップ用のバッテリーを使用しておらず、スイッチ投入直後から絶対位置決め計測を行うことができるという優れた利点があります。これにより、原点復帰ルーチンの必要性が完全に不要になります。頑丈さ、超高速性、優れた分解能をすべて兼ね備えた RESOLUTE は既に、高速リニアモーターシステムだけでなく、最高レベルの精度と一貫したモーションコントロールを必要とする低速の回転軸メーカー様各社から、多くのお問い合わせを頂いております。



高精度リニアエンコーダ

高精度リニアエンコーダ

レニショーの先進の目盛プロセスにより、FASTRACK により、RTLC と RTLA スケールでは、補正を行わなくても、±5μm/m の指定精度が得られます。さらに優れているのは、実際の精度結果が平均±2μm/mに近く、主要性能基準において競合会社よりも大幅に優れたレベルを実現しています。加えて、レニショーのXL-80レーザー計測システムを使用したシンプルな2点補正により、リニアリティを厳密に制御して、非常に高い精度を得ることができます。ここに示したグラフは、補正を行わない RTLC と FASTRACK の平均精度結果を示しています。



測定の利点

測定の利点

FASTRACK は、独自の設計により、非常に負荷が高い場合でもスケールを確実に固定しながら、2つのコンポーネント間の抵抗を最低限に押さえ、定義された膨張係数に近い値でスケールが自由に伸び縮みするようにします。そのため、ヒステリシスも最低限に抑えられており、アルミニウムの機材にセンタークランプで配された2mの軸の場合、全動作温度範囲においてヒステリシスを1μm未満に維持します。

もう一つの FASTRACK  独自の測定上の利点として挙げられるのは、スケールを歪ませることなく1点で機材に固定するクランプ方法です。これは、従来のトラック式エンコーダに使用されるクランプと比べると、大きな改良点です。これにより、システムメーカーは、固定位置での精度に影響を与えることなく、機械上で理想的な位置にスケールを固定することができます。これは、高精度軸のセンタークランプには特に重要な特長です。



モーションコントロール性能を改善
モーションコントロール性能を改善

TONiC リードヘッドは、レニショー独自の新世代のオプティカルフィルター機構を備え、ノイズ(内部ジッタ)をさらに低減するように調整されているだけでなく、オートゲインコントロールとオートオフセットコントロールなどのダイナミック信号処理によってさらなる改良が加えられています。この結果、低いサブディビジョナルエラー(SDE)によりスムーズな速度制御が可能になり、高いスキャニング性能と位置決めの安定性が得られます。TONiC の1nmバージョンには、更にノイズ低減機能が追加されており、0.5nm RMSという驚異的なジッタレベルを実現します。

モーションコントロール性能を改善

RESOLUTE の優れた性能は、最先端の信頼性が高く、全く独自な動作方法によるものです。RESOLUTE は、繰返しのない長いバーコードで構成されるスケールの写真を撮る超高速ミニチュアデジタルカメラと考えることができます。RESOLUTE は、これらの写真を解析して、1nm (10億分の1メートル)の解像度と、非常に低いノイズ(ジッタ)とSDE(サブディビジョナルエラー、スケール格子周期内のエラー)で位置を判断します。これにより、優れた信頼性のエンコーダフィードバックが提供され、スムーズな速度制御と確実な位置決め安定性が得られます。


究極の耐久性

FASTRACK は、特にスケールを損傷させる危険性を持つアプリケーション向けに設計されています。
FASTRACK
  とスケールは、硬化ステンレススチール製で、ガラスやツールの落下をはじめとする偶発的な衝撃による損傷を受けることがありません。たとえ損傷があった場合でも、高度な光学部品と汚れに対する高い耐久性を備えることから、ほとんどの場合、信号レベルにほとんど影響が及ぶことがありません。

※カタログはPDF版のみとなります。

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