フランジ型トルク計 カスタマイズガイド

 

ATESTEOジャパン(株) (旧社名:GIFジャパン株式会社)

  東京都府中市宮町2-15-13 第15三ツ木ビル5F  TEL 042-319-8559 FAX 042-319-8579


デュアルレンジトルク計




機械剛性強化オプション
計測レンジは狭いが、計測時に過大なトルクが印可される場合、計測精度を保持しながら過大トルクを許容する機械剛性強化ロータ。

  例) FLFM1iS
計測レンジ20Nm(0〜±20Nmで校正)
最大許容トルク100Nm
ヒステリシス含むリニアリティ0.03%
     
  例) F1iS
計測レンジ100Nm(0〜±100Nmで校正)
最大許容トルク1500Nm
ヒステリシス含むリニアリティ0.1%

注)精度は定格トルクと最大許容トルクにより異なります。


貫通穴付きロータ
ロータ中央にΦ15の貫通穴を加工(FLFM1iS、F1iS、F2iS)、Φ50を標準装備(TiSZ50、SiSZ50)。配線や配管など用途は多彩。


 
 Φ15(FLFM1iS、F1iS、F2iS)   Φ50を標準装備(TiSZ50、SiSZ50)


チタン製ロータ
SUS製ロータに比べチタン製なら重量および慣性モーメントが約40%低減可能。
回転加振試験や高速回転試験用に好適です。(下表は一例)

項目/機種 FLFM1iS-500Nm FLFM11iS-500Nm 比率(%)
ロータ材質 SUS チタン
ロータ重量 1.5kg 0.8kg -47
ロータ慣性 0.0014kgm² 0.00078kgm² -44
ねじり剛性 275Nm/rad 203Nm/rad -26
限界トルク 500% 350% Down

RT1eSX、FLFM1iS、TiSZ50、F1iSシリーズはSUS製かチタン製のロータの選択が可能


防水オプション(IP55)
標準トルク計の保護等級はIP54です。トルク計に水がかかる環境で使用する場合に、IP55仕様にアップグレード可能です。
ステーターステータリング分離型(eS)トルク計に適応できます。
  防水オプション(IP55)

動作温度範囲のカスタマイズ
トルク計を恒温槽の中に設置する場合などに、使用温度範囲を広げるオプションです。
例)標準動作温度:0〜+80℃の場合にカスタマイズ動作温度を−30℃〜+80℃に拡張。


 

  ( 908 KB ) PDFダウンロード お問合せ・資料請求