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B7000i と同等の測定機能を有し、同時にTN/TPの測定可能 |
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B7000は、B7000i と同等の測定機能を有しています。当社独自の湿式二段階酸化方式により、一般的な湿式酸化分析の計器の課題であった、酸化能力が低い問題を解決し、燃焼式と同等の酸化力を誇ります。
TN/TPは吸光光度法を用いた検出方式で、測定レンジはお客様の状況に合わせてご相談の上決定します。詳細はカタログのスペック表も併せてご参照ください。
TN(全窒素)の測定:
TOC分析過程において、同時に窒素化合物は硝酸塩に分解、TOC測定が終わったサンプルは測定セルへ送られ、硝酸塩に合わせた217nmの波長の吸光光度法により測定。吸光光度計のフラッシュ光源が点灯し、硝酸イオンからTN値を測定します。
TP(全リン)の測定:
TOC分析過程において、低級リン酸化合物はリン酸塩に分解。測定後のサンプルはTPボイラーへ送られ、100℃で約6分間加熱、残りのポリ・リン酸化合物も加熱・加水分解。TP試薬を添加し、サンプルは更に45℃で加熱され測定セルへ。リン酸塩に合わせた405nmの波長の吸光光度法により測定。吸光光度計のフラッシュ光源が点灯し、オルト・リン酸イオン(PO43-)からTP値を測定します。
環境負荷の低減:
流入するサンプルの組成に関する包括的な情報を得ることで、プロセス管理を改善することができます。TOC + TNとTPを知ることで、試薬の使用量と関連コストを削減することができます。プロセスを最適化することで、排水の環境への影響を低減し、罰金や評判の低下のリスクを最小限に抑えることができます。 |
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オプションでTOC,TNを最大6流路まで、TNは最大3流路まで同時測定可能 |
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TOC、TNの測定はオプションで最大6流路の測定が可能です。またTPは、最大3流路まで測定が可能です。これに加えてグラフサンプルの流路がございます。 複数流路を確保することで、上位廃水のTOC分析と放流前の水質分析を1台のオンラインTOC計で測定することが可能となります。 |
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サンプラーや、サンプルポットなどのオプションあり |
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独自のセルフクリーニング機能(※)が装備されているため、最大20,000ppmまでの高濃度サンプルでも、目詰まりがなく99%以上の稼働率を保持します。 (※セルフクリーニング機能:使用済の酸試薬がリアクタから回収され、次のサイクルのサンプルが流入した後のチューブのクリーニングに使用するためにセットされます。)

オンラインTOC/TN/TP計B7000オプション例
写真左:ベンチュリ式サンプラー
写真中:フィルターパック
写真右:バキュームサンプラー
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湿式二段階酸化方式の動作原理紹介ビデオ |
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当社独自の湿式二段階酸化方式の動作原理をこちらのビデオよりご覧いただけます。(5分57秒、音声なし)
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