バイオガス メタン発酵プロセスVFA計

 

(株)ハック・ウルトラ



バイオガス メタン発酵プロセスVFA計   バイオガス メタン発酵プロセスVFA計
排水管理 発電所・発電ボイラ水質


ID F050-06
製品名 バイオガス メタン発酵プロセスVFA計
メーカー (株)ハック・ウルトラ
概要 EZ 7200シリーズは(Wet)嫌気性消化をモニタリングするために設計された高機能オンライン滴定装置です。EZ 7200は中規模から大規模の嫌気性消化の管理の新たな方法を提案できます。

アプリケーションは、バイオガス発電をはじめとする嫌気性廃水処理、嫌気性汚泥処理、パイロットスケールの嫌気性反応器などです。

揮発性脂肪酸はメタン生成に重要な中間生成物です。揮発性脂肪酸は、プロセスの負荷、効率、運転安定性に影響を与えます。揮発性脂肪酸の蓄積は、pH低下を招き、特に狭いpH範囲でしか活性を発揮しないメタン生成細菌にとっては、重大な問題です。

揮発性脂肪酸、重炭酸塩、アルカリ度、pHを一つの計測で自動で測定します。バイオガス生成におけるメタン発酵での最適運転に活用するために専用のフィルターも用意しています。海外、国内で実績があります。VFAは揮発性ですので、ラボでの測定は困難です。その測定にはラボの専門性の技術者を要します。10-15分周期でVFA、アルカリ度をオンラインで測定することにより、バイオガスの様々な事象を現場で事前に察知できます。

プロセス内でのオンライン測定の難しさは、サンプルの高SS、残渣が別の要因としてあります。EZシリーズには本体から制御される自動洗浄機能付きフィルターがあります。下のビデオからその優れたフィルター機能を見ることができます。



  • 通常とは違う廃棄物を入れてしまいバイオガスプロセスの休止の防止。
  • グラニュール汚泥の入れ替えをpHで行っているが、そのタイミングを適切に管理することにより経費を大幅に削減
  • 本測定器ではVFAとアルカリのFOS/TAC比率信号が出力でき、バイオガス発電に最適な0.3-0.4を維持できます。
    リアルタイムでVFAを測定できるのはEZだけ、バイオガス先進地域EUで実績多数。



■ 仕様
測定項目 VFA, 重炭酸塩, 全アルカリ度, Pアルカリ度
測定原理 酸-アルカリ 直接滴定法
測定レンジ VFA: 10 - 10,000mg/L as 酢酸当量
重炭酸塩: 0 - 100meq/L or 10,000mg/L as CaCO3換算
全アルカリ度・Pアルカリ度: 0 - 100meq/L or 10,000mg/L as CaCO3換算
繰返し精度 3% 未満(校正レンジにおけるフルスケール)
応答性 早い応答性(10 - 15min.) により真のプロセス監視、保護、最適化が実現できます。
測定周期 10 - 15分
出力信号 アラーム付き、標準 4 – 20mA 出力

  

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