防爆電源ユニット PSx1200シリーズ

 

GMIジャパン(株)



防爆電源ユニット PSx1200シリーズ   SIL3機能安全レベル認証、24Vdc冗長化電源は安全及びZone2(第ニ類危険箇所)危険場所に設置して使用できます。100%の稼働率と高い信頼性を要求される用途に最適です。内蔵された負荷シェアリング、DINレール及びラック取付可能。

防爆電源ユニット PSx1200シリーズ


ID B036-22
製品名 防爆電源ユニット PSx1200シリーズ
会社名 GMIジャパン(株)
特長
省スぺース:超小型設計
   
柔軟性:壁、ラック取付及びDINレール取付各種
   
優れた耐環境性能:広い使用周囲温度(-40℃ 〜 +70℃), G3コーティング, 舶用の試験条件に適合(EMC, 振動など)
   
Zone2(第ニ類危険箇所)設置可:ケーブル敷設距離の削減
   
安全、統合性及び信頼性の向上:第三者によるSIL3認証取得
   
高効率 - 電力低減と低発熱:内蔵された負荷のシェアリング機能
   
簡単設置:冗長化のための外部OR(負荷分散)ダイオードが不要
   
ダウンタイムがゼロ:冗長化は内蔵、運転中の出力短絡時、2つまたはそれ以上の自動負荷分担機能
   
保守点検費用の削減:Zone2(第ニ類危険箇所)でのホットスワッピング可(PSS1250)
   
保障された故障隔離機能:短絡保護
   
容易なトラブルシューティング:現場、またはModbus通信を使用したリモート診断



■ SIL対応電源の必要性

通常運転時、出力電圧が20〜30Vdc であれば正常、また出力電圧0Vdc又はそれに近い値であれば安全と判断されます。しかし、全ての電源は0Vとは異なる条件で故障することがあり、その結果負荷が不安定且つ危険な損傷を生じる危険状態を招くことがあります。即ち高めの電圧故障(30Vdc以上)又は低めの電圧故障(2Vdcと20Vdcの間)です。IEC61508:2010 part 2 – Annex A – table A.9の’基準章’によると、SIF(安全計装機能)のグローバルな目的は低電圧と過電圧の両方の許容値を検出し、通常の運転範囲で貴社の安全計装機能(SIF)を維持することです。どちらの故障も、即ち過電圧による計装システムの損傷、または必要電圧の供給不足により、計装システム・機器が正常な運転ができない、危険な状態を招きます。
大半の安全計装機能(SIF)は非励磁でトリップする原理、即ち最大の関心は電力の可用性であり、冗長化で解決しています。しかしながら、冗長化だけが過電圧または低電圧故障の解決策ではありません。如何なる電源故障も安全を危険に晒す励磁によるトリップ(Energized to Trip)SIFには特別の注意が必要です。

GM International社の電源は通常及び故障状態下でも出力電圧20-30Vdcを保証する設計となっています。

 

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