電力マルチ変換器 「M5XWTU」/ワイヤレスゲートウェイ 「WL5MW1」

 

(株)エムジー (旧社名:(株)エム・システム技研)

  大阪市中央区今橋2丁目5番8号 トレードピア淀屋橋13階  TEL 06-7525-8800(代表)


電力マルチ変換器 「M5XWTU」/ワイヤレスゲートウェイ 「WL5MW1」
  既設装置の電力監視が無線で実現!
片手で握れるコンパクトサイズ
電力マルチ変換器とワイヤレスゲートウェイが登場!
写真左:ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)
写真右:電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)


ID A002-103
製品名 電力マルチ変換器 「M5XWTU」/ワイヤレスゲートウェイ 「WL5MW1」
メーカー (株)エムジー (旧社名:(株)エム・システム技研)
概要 電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)とワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)は、高さ97mm、奥行き41mmと片手で握れるコンパクトサイズの端子台形製品です。省スペースで信号配線が不要のため、既設の装置であっても、わずかなスペースを見つけて後付けすることができ、カーボンニュートラル*1に不可欠な電力監視が簡単に実現できます。

*1. カーボンニュートラルとは、温室効果ガスであるCO2(二酸化炭素)の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすることです。消費電力の削減はカーボンニュートラルにつながる基本的なCO2抑制対策であり、電力の見える化から始めることができます。



電力マルチ変換器(形式:M5XWTU) 製品情報
電力マルチ変換器(形式:M5XWTU) 超小形端子台形信号変換器 M5・UNITシリーズ
電力マルチ変換器


形式:M5XWTU

■ 主な特長

(1)電力諸量の測定・演算が290要素(三相3線式の場合)行え、Modbus通信に対応しています。
  ■ 計測項目
・電圧:R−S、S−T、T−R
・電流:R、S、T
・有効電力
・無効電力
・皮相電力
・力率
・周波数
・電力量:受電/送電
・無効電力量:受電/送電/遅れ/進み
・皮相電力量
  ・デマンド電力
・デマンド無効電力
・デマンド皮相電力
・デマンド電流:R、S、T
・高調波
 総合歪率、含有率(2〜31次)
 電圧:R−S、S−T、T−R
 電流:R、S、T
・各最大値、最小値


(2) 電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)を後付けできます。
既設の装置であっても、わずかなスペースを見つけて取付けることができます。

電力マルチ変換器(形式:M5XWTU) を後付けできます


(3) 動力線を加工せずに交流電流センサを後付けできます。
クランプ式交流電流センサ(形式:CLSE)を使用します。分電盤など既存設備への取付が容易なナイロンスプリング・ワンタッチクランプ形のセンサです。5A、50A、100A、200A、400A、600Aに対応しています。
動力線を加工せずに交流電流センサを後付けできます 動力線を加工せずに交流電流センサを後付けできます


(4) PCと接続することで、各種設定と便利な機能を利用できます。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)を使用しPCと接続することで、入力仕様や計測項目などを自由に設定・変更できます。さらに通信ループテスト出力や現在の各種計測値をPCのモニタで表示できるなど、便利な機能を利用することができます。
PCと接続することで、各種設定と便利な機能を利用できます


(5) 単相2線、単相3線、三相3線の結線に対応しています。
単相2線、単相3線、三相3線の結線に対応

■ 仕様
下記仕様書をご覧ください。
https://www.mgco.jp/mssjapanese/PDF/NS/M5X/nsm5xwtu.pdf



ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1) 製品情報
ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)   920MHz帯マルチホップ無線機器
くにまる® シリーズ
ワイヤレスゲートウェイ

形式:WL5MW1


■ 主な特長

(1)電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)のModbus通信を無線で伝送することができます。


(2) 920MHz帯特定小電力無線局子機を実装しています。
920MHz帯無線は、日本で2012年7月から特定小電力無線局と簡易無線局に割り充てられた新しい周波数帯です。
920MHz帯無線は、より高い周波数帯を使用する2.4GHz帯や5GHz帯の無線LANや計装用無線ネットワークなどに比べて電波の回折特性に優れ、また、1GHz以下の周波数帯なので雨滴による影響を受けにくい特性があり、高い電波到達と安定した通信品質とを実現しています。920MHz帯無線を使用する「くにまる®」は、送信出力を20mWに抑えているので特定小電力無線局に区分され、無線従事者免許や無線局免許状が不要です。また、モバイル通信のように電気通信事業者に通信費を支払う必要がなく、運用コスト面でも有利な無線です。


(3) PCと接続して無線設定、Modbus設定を行います。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:W920CFG)を使用しPCと接続することで、無線設定、Modbus設定を行います。


■ 仕様
下記仕様書をご覧ください。
https://www.mgco.jp/mssjapanese/PDF/NS/W/nswl5mw1.pdf



■ アプリケーション
既設の装置1台ごとの電力監視が実現します!
カーボンニュートラルを実現するためには、緻密な電力管理が欠かせません。電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)なら既設の装置であっても、わずかなスペースを見つけて取付けることができます。Modbus通信が行え、価格もリーズナブルなことから、現場設置形データロガー Webロガー2(形式:DL30)と組合せてロギングを行うなど、少ない予算から始めて、徐々に計測ポイントを増やし、全体管理にまで拡張できます。
ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)を使用することで、電力マルチ変換器(形式:M5XWTU)のModbus通信を無線で伝送することができます。
システム構成例



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