ID |
E020-09 |
製品名 |
CO2冷凍機 「スーパーグリーン」 |
メーカー |
日本熱源システム(株) |
概要 |
CO2はガスの圧力が高いため夏の猛暑がある日本への対応は課題がありましたが、日本熱源システムでは、ヨーロッパの技術を取り入れつつ日本の気候に対応するシステムの開発に成功しました。フロンガスに比べて運転コストも15%以上削減できます。すでにスーパーマーケットや食品工場にも納入をしております。
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特長 |
スーパーグリーンはCO2を冷媒とする冷凍機で、システム全体をCO2単独で冷却します。アンモニアなど別の冷媒を必要としません。
CO2はもともと自然界に存在するため自然冷媒と位置付けられ、オゾン層破壊係数ゼロ、地球温暖化係数1の環境に優しい冷媒です。また無臭無毒で不燃性のため取り扱いが簡単です。アンモニアのような除害設備など特別な装置も必要ありませんし、フロンガスのように規制による管理も必要ありません。
ブースターシステムとは |
ブースターシステムとは、二段圧縮システムという意味で、高圧と低圧の2種類の圧縮機を組み合わせ、受液器にCO2の冷媒液を溜めます。この冷媒液を、冷蔵と冷凍のクーラー(ショーケース)に送り出して0℃前後の冷蔵と、-20℃〜-45℃の冷凍を同時に冷却することが可能となります。
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冷却温度域 |
CO2は蒸発温度で0℃からマイナス50℃までが冷却可能域で、ショーケースや倉庫の温度は、プラス10℃からマイナス43℃までが守備範囲です。
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幅広い用途 |
用途は、スーパーマーケットのショーケースやバックヤードの冷凍・冷蔵庫、冷凍冷蔵倉庫(物流型、保管型、流通型)、食品工場の冷却・凍結、マーガリン製造機械の冷却等々、冷却が必要なほとんどの場面で使用できます。
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スーパーグリーンのメリットは |
年間を通しての消費電力も、フロンガスのR404Aに比べて20%以上省エネルギーとなり、ランニングコストでも大きなメリットが生まれます。
自然冷媒のアンモニアのシステムに比べて複雑な除害設備などが不要な上、冷却側に直接CO2冷媒を循環させるシンプルな冷凍回路のため、イニシャルコストも低く抑えられます。
また空冷式を採用しているため、面倒な水の管理や、水道代も不要です。 |
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用途 |
CO2冷媒の冷凍冷蔵システムは、ヨーロッパを中心に急速な広がりを見せています。地球温暖化に悪影響を及ぼさない、持続可能なシステムが求められているからです。
CO2は圧力が高いため、従来、冷凍冷蔵に用いるのは難しいと考えられていましたが、近年、技術革新に加えCO2専用の圧縮機やバルブなどの開発が進みました。その結果ヨーロッパでは、すでに6000店舗近いスーパーマーケットに加え、冷凍冷蔵庫、物流倉庫、マーガリンなどのプロセス冷却などで運用され、スタンダードなシステムの一つになりつつあります。
日本熱源システムでは、ヨーロッパの技術をもとに、日本の気象条件にあったシステムの開発を進めてきました。スーパーグリーンは、用途に応じたラインナップをご用意し、お客様のニーズに対応していきます。
※セパレート型もご用意があります
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凍結にも冷却にも対応(冷凍温度 -20℃〜-45℃) |
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新・増設から既設設備更新までCO2だけで自然冷媒化します |
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電気代20%以上の省エネ(R404比 実績値) |
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CO2冷凍機は小型軽量、貨物用エレベーターで搬入出来ます |
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空冷システムにより、面倒な冷却水の管理が一切不要 |
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冷凍機からCO2冷却器までは約3.3Mpaの低圧化を実現 |
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室温 -25℃ 蒸発温度 -32℃ 外気 +32℃ |
冷却能力 |
F-1型=33.9kW |
F-2型=67.8kW |
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荷捌室から冷蔵庫まで対応(室温+10℃〜-10℃) |
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プレハブ庫から大型倉庫までどんな冷蔵庫でも冷却 |
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新・増設から既設設備更新までCO2だけで自然冷媒化します |
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CO2冷凍機は小型軽量、貨物用エレベーターで搬入出来ます |
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空冷システムにより、面倒な冷却水の管理が一切不要 |
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驚異的なCOPを実現 |
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冷凍機からCO2冷却器までは約3.3Mpaの低圧化を実現 |
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食品冷却・凍結対応モデル |
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空冷システムにより、面倒な冷却水の管理が一切不要 |
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冷凍機からCO2冷却器までは約3.3Mpaの低圧化を実現 |
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ユニット連結設置により能力倍増使用が可能に |
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FF1100/1300タイプもご提案出来ます |
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室温 -35℃ 蒸発温度 -42℃ 外気 +32℃ |
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