濃縮装置 遠心式薄膜真空蒸発装置 「エバポール」

 

(株)大川原製作所

  東京都品川区大井1-6-3 アゴラ大井町5F  TEL 03-5743-7461 FAX 03-5743-7460


濃縮装置 遠心式薄膜真空蒸発装置 「エバポール」


  遠心式薄膜真空蒸発装置エバポールは、真空槽内に設置された横型ロータと、真空機器で構成されたユニークな機構の蒸発・濃縮装置です。これまで処理が困難とされていた領域まで適応範囲を大幅に拡大しました。熱変性を受けやすい被処理物に対し低温で短時間に濃縮・蒸発操作することができます。

熱変性を受けやすい物質及び沸点の高い物質の蒸発、濃縮、精製、脱臭、脱気、加熱などに使用されます。
液の加熱処理のための理想的な流れ状態の液膜を形成します。
液膜厚約0.1mm、滞留時間約1秒で、しかも流速の遅い層流層や局所加熱が発生しません。
遠心力を受けて液の発泡が抑制されることも、他装置にない利点です。
加熱蒸気側凝縮面は、凝縮液が常に遠心力で振り飛ばされるので、乾いた加熱面で滴状凝縮による伝熱が行われます。
薄い加熱面板を保持する巧妙な設計により熱伝導抵抗の少ない2mmの加熱面板の使用が可能となりました。
総括伝熱係数は5000〜9000W/uK(水蒸発の場合)に達します。


ID A079-01
製品名 濃縮装置 遠心式薄膜真空蒸発装置 「エバポール」
メーカー (株)大川原製作所
特長
低温、短時間で濃縮
遠心力による発泡抑制効果
高粘度、高濃度の濃縮液が得られる
洗浄が容易(CIP) 殺菌が可能(SIP)
総括伝熱係数が大きい
操作中に蒸発面の状況を観察できる
装置がコンパクト
納入後、即時運転でき、工事費が少ない

用途 抗生物質 / 漢方薬 / ビタミン類製品 / 天然抽出物 / 機能性食品 / 発酵液 / ファインケミカル / ポリマー






仕様
型式 CEP-Lab
蒸発面積(u) 0.05
蒸発能力(kg/h) 約30 ※注
ユーティリティ 蒸気(kg/h) 40
  動力(kw) 4.85
  圧搾空気(NL/min) 10
  コンデンサ冷却水(L/h) 2,500
主要寸法 W×L×H(mm) 1,200×1,300×1,700
※注 加熱温度80℃、蒸発温度40℃水蒸発の場合の数値


構造図
構造図


フローシート
フローシート

 

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