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各サイクルの圧縮空気消費量を最大90〜95%削減(ES) |
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piCOBOT®の省エネ機能(ES:Energy saving)は、リークが発生しない密閉性が高いシステムにおいて、必要な真空度に達すると自動的にポンプをオフにする機能です。
ポンプをオフにするヒステリシス(再起動までの真空度の低減範囲)は調整可能です。
この機能によって各サイクルの圧縮空気消費量を最大90〜95%削減できます。 |
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自動状態監視(ACM) |
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自動状態監視(ACM:Automatic Condition Monitoring)はESに関連する機能です。
ACMは、システムに著しいリークがある場合に、バルブが必要以上にオン/オフを繰り返すことを抑止するために、ESモードをオフにする機能です。バルブの保護、長寿命化に貢献します。
ACMが機能する時、リーク警告信号出力が利用できます。
リーク警告は、予防保守と稼働時間向上に役立ちます。 |
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ワークを安全に、最小限の空気消費量でリリース(自己検知ブローオフ-IBO) |
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ワークをリリースする時、自己検知ブローオフ機能(IBO:Intelligent Blow-Off)は必要最低限の真空破壊用の空気が供給されるようにし、オペレーターの安全性を高めつつ、空気消費量を最大50%削減します。
システム内の真空が完全に解除された時点でブローオフが自動的に停止するため、真空破壊時間が最適化されます。
真空経路の容積を変更した場合でも、IBOは自らが学習し数サイクルで最適化が可能です。
最初のサイクルでは、真空状態を完全に解除するために追加のブローオフパフを発生させる場合があります。
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外部のブローオフを必要としないため、IBOはプログラミングを容易にします。
真空オフ時、IBOは自動的に作動します。 |
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各サイクルの真空レベルの最適化(自動レベル設定‐ALD) |
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自動レベル設定(ALD:Automatic Level Determination)はESに関連する機能です。
自動レベル設定機能(ALD)は各サイクルで最適な真空レベルを自動でセットし、ワークの落下を防止します。
ALDは各サイクルの状態に基づき、適切なESモードのオン/オフ切り替えを自動で行います。
ES機能・ALD機能を搭載したpiCOBOT®を購入するときには、ES機能が安全に使用されるよう、ALDがデフォルトモードになっています。ALDは手動で無効にできます。
ES機能選択時のオンボード機能です。 |
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