ハーメチックフィードスルー

 

(有)テクサム

  大阪府柏原市清州1-4-9  TEL 072-973-4020 FAX 072-973-4032


ハーメチックフィードスルー   ハーメチックフィードスルー

高強度、ローアウトガスのエポキシモールドのハーメチック・フィードスルーです。半導体、スペースシュミレーション、X線、電力、その他、真空容器、圧力容器関連の分野で使用されています。
基本的には、客先仕様に基づく受注生産ですが、弊社にも数十種類の在庫品があります。
1つのフランジに数百本の電線、ケーブル、同軸ケーブルなどを貫通シールできますので、高密度なハーメチックフィードスルーの製作が可能です。従って、スペースシュミレーションなど測定点が非常に多い場合に最適です。


ID D032-04
製品名 ハーメチックフィードスルー
メーカー (有)テクサム
特長
通常の電線シールのほか、多芯ケーブル、リボンケーブル、プリント基板等のシールも出来ます。
   
USBケーブル、LANケーブル、IEEE-1394ケーブルなどを真空用に導入できます。
   
同軸ケーブル、同軸コネクタ、熱電対、電極タイプの製作も可能です。
   
各種金属のハウジングだけではなく、樹脂のハウジング、客先支給のハウジングでも製作できます。
   
-270〜+200℃、10-9Torr 〜100MPa



ハーメチックフィードスルー ラインナップ

ダグラスエレクトリカルコンポーネンツ社は1997年より、エポキシ、セラミックエポキシによるハーメチックフィードスルー&コネクタの開発、製作を行ってきました。現在では非常に多様性のある製品のラインナップになっております。 高密度での貫通シールが可能、複合(例:光ファイバー+電線etc.)貫通シールが可能等の特徴があります。以下にダグラス社の製品の一部を御紹介致します。

 CF電線フィードスルー

CF電線フィードスルー   コンフラットフランジの電線フィードスルーです。真空用途に適しています。φ70のコンフラットフランジでAWG#20の電線を最大約110本モールドします。上図はφ34のコンフラットフランジにAWG#28(0.32φ)のペア熱電対を10ペア貫通シールしています。
   


 NW熱電対フィードスルー

NW熱電対フィードスルー   クイックフランジ(NW、QF、KF)の熱電対フィードスルーです。左図はNW25にAWG#22(0.65φ)のペア熱電対が10ペア貫通シールされています。
   


 SAE電線フィードスルー

SAE電線フィードスルー   自動車関連の規格であるSAEプラグのハウジングのフィードスルーです。推奨使用圧力は10-7Torr〜210Kg/cuです。1-1/16"のハウジングでAWG#20の電線を最大約20本モールドします。左図はRG-58の同軸ケーブルを貫通シールしています。
   


 JISフランジ同軸フィードスルー

JISフランジ同軸フィードスルー   JISフランジにRG-178B/Uの同軸ケーブルを貫通シールし、ケーブル両端にDサブミニチュア同軸コネクタを取付けたフィードスルーです。リークレートは10-8Atm・cc/sec以下、推奨使用圧力は7Kg/cuです。
   


 NWステンレスチューブフィードスルー

NWステンレスチューブフィードスルー   クイックフランジのステンレスチューブのフィードスルーです。本写真NW25には、φ1.0×0.25tのステンレス・チューブが6本貫通シールされています。各種極細線をチューブに貫通し、ハンダ等で密封して、使用します。リーク・レートは10-8Atm・cc/sec以下です。
   


 NPT・PT電線フィードスルー

NPT・PT電線フィードスルー   標準的なNPT、PTプラグの電線フィードスルーです。ハウジングの材質はステンレス、ブラス、エポキシ等各種材質での製作が出来ます。推奨使用圧力は10-6Torr〜21Kg/cuです。1"のハウジングでAWG#20の電線を最大約32本モールドします。
   


 VFS電線フィードスルー

VFS電線フィードスルー   VFS(Vacuum Face Seal)ハウジングの電線フィードスルーです。真空用途に適しています。標準的なハウジングの中で、最も高密度に電線等を貫通シールします。1"のハウジングでAWG#20の電線を最大約75本モールドします。推奨使用圧力は10-9Torr〜7Kg/cuです。
   


 HP電線フィードスルー

HP電線フィードスルー   高圧力用のフィードスルーです。ハウジングはエポキシです。最大使用圧力は〜1,050Kg/cuです。ハウジング・サイズは3/4”のみです。高圧力仕様ですので、推奨使用温度範囲が〜+65℃に限定されます。ハウジングのシールはOリングとバックアップ・リングにて行います。
   


 光ファイバーフィードスルー

光ファイバーフィードスルー   光ファイバーのフィードスルーです。ハウジング内部ではジャケットが除去され、クラッドに直接エポキシがモールドされます。基本的には光伝送損失がほとんど発生しません。プラスチック・ファイバーはエポキシとの相性で製作不可の場合があります。
   


 電極フィードスルー

電極フィードスルー   各種ハウジングの電極フィードスルーです。標準的には750A、5Kvまで製作できます。オイル、R-12、R-22、R-134a、R-123等の実績があります。左図以外の高電圧の電極、ケーブルフィードスルーの製作も可能です。
   

 

  ( 311 KB ) PDFダウンロード お問合せ・資料請求